中小企業向けの主要な補助金とその特徴を解説
中小企業にとって、補助金は事業拡大や設備投資を後押しする重要な制度です。
近年はデジタル化や人手不足への対応、新規事業への進出を支援する補助金が充実しており、活用できる補助金の選択肢が増えています。
本記事では、主要な補助金である「省力化投資補助金」「新事業進出補助金」「中小企業成長加速化補助金」の特徴を紹介します。
省力化投資補助金の特徴
まずは、省力化投資補助金の特徴についてみていきます。
デジタル化・省力化を支援
省力化投資補助金は人手不足への対応や働き方改革を背景に、業務の自動化・省力化を進める企業を支援する制度です。
ロボットやIoT機器など、生産性向上に寄与するデジタル技術を活用した設備の導入費の一部を補助します。
補助上限額と補助率
本補助金には、柔軟に設備を選べる「一般型」と、カタログ掲載製品を選ぶことで手続が簡単になる「カタログ注文型」があります。
補助率は概ね1/3〜2/3、補助上限額は従業員数によって異なり、一般型で最大1億円、カタログ注文型で最大1,500万円となります。
新事業進出補助金の特徴
続いて、新事業進出補助金の特徴についてみていきます。
新市場への挑戦を支援する補助金
企業が新たな市場への参入を図る際に活用できる補助金で、新商品・新サービスの開発、販路開拓など幅広い用途に対応します。
現在の事業領域に依存せず、新たな収益源をつくるための投資を後押しする制度です。
補助上限額・補助率と対象
補助上限額は従業員数によって異なり、最大で7,000万円となります。
補助率は1/2で、対象経費は機械・システム導入費、外注費、広告宣伝費など多岐にわたります。
中小企業成長加速化補助金の特徴
最後に、中小企業成長加速化補助金の特徴についてみていきます。
売上100億円を目指す企業を後押し
中小企業成長加速化補助金は大きな事業成長を目指す中小企業のための大型補助金です。
申請には「100億円宣言」を行うことのほか、1億円以上の投資計画や補助事業後の一定の賃上げ要件を満たす事業計画の策定が必要です。
補助上限額・補助率と対象
補助率は1/2、補助上限額は最大5億円です。
対象経費には建物費、機械設備費、ソフトウェア費、外注費、専門家費用など、成長投資に必要な幅広い費用が含まれます。
上記の3つの補助金のほかにも、ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金などがあるため自社に適した補助金を選んでみてください。
まとめ
中小企業の課題に合わせて活用できる補助金が多く用意されています。
自社の状況に最も適した補助金を選ぶことで、設備投資や事業拡大のスピードを大幅に高めることができます。
なお、本記事は2025年12月現在の情報を基に記載しております。
補助金について詳しく知りたい方はお気軽に当事務所までご相談ください。
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PROFILE代表者の紹介

美藤 直人(びとう なおひと) / 公認会計士・税理士
大手監査法人での豊富な実務経験と、企業支援・相続・事業承継まで幅広い支援実績を持つ公認会計士・税理士です。
金融庁勤務や上場企業の社外役員など、多角的な視点で経営をサポートしています。
皆さまの『良き経営アドバイザー(軍師)』を目指して
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
公認会計士・税理士の美藤直人(びとうなおひと)と申します。
私は1991年に公認会計士試験(旧第2次試験)に合格後、大手監査法人に勤務していましたが、2011年に税理士登録して当事務所を設立し、企業・個人事業者であるお客さまに対してご事業の発展をサポートするアドバイザー‘軍師’であり続けたいと考えて業務を行ってきました。
物価や金利の変動など経済環境が大きく変化する今、経営にはこれまで以上に柔軟な判断と確かな戦略が求められています。公認会計士・税理士として、経営者の皆さまの意思決定を支え、安心して事業を発展させていけるように全力でサポートすることが、私の真の仕事であると考えています。また、『史記』(中国前漢の武帝の時代の歴史書)に「計は会なり」という言葉が初めて表れたのが「会計」という言葉の始まりだと言われています。この「計は会なり」は「各方面の現場の真実を正しく報告すれば、ビジネスの価値が増大する」という意味であり、私が公認会計士・税理士として「会計」のお手伝いをすることが、お客さまのご事業の発展に通じることになります。
お客様の発展を自分の喜びとし、信頼される‘軍師’として法令に基づいた節税と経営サポートを行ってまいります。
今までの実務経験を活かしながら、「お客さまとともに成長する」ことを大切にし、起業支援、個人事業者の法人成り、創業融資、補助金の申請、税務申告(法人税、所得税、消費税、相続税など)、事業承継、事業再生、事業計画の作成支援、M&Aの買収調査まで幅広くお手伝いをしています。
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